2008年11月09日

安曇野は「あづみの」?「あずみの」?

安曇野は「あづみの」?「あずみの」?
実は安曇野の住人でさえも、ひらがな表記が分かれる安曇野なんです。

私の個人的見解では、 「あづみの」・・・はちょっと田舎っぽい感じがして、
「あずみの」の方が都会的なイメージがするので、後者を好んで使っているのですが・・・

安曇野市のホームページによると・・・

現在、安曇野市では、市の名称ひらがな表記する場合、
ひらがなの「つ」濁点をうって「あづみの」と表記する事としています。
・・・・だそうです。

安曇野は「あづみの」?「あずみの」?この表記に決まるまでには、
これまでの歴史的背景など
さまざまな面から検討がなされ、
4年前に、かな表記「あづみの」
とすることが確認されたそうです。

その歴史的背景とは・・・
海の神を意味する
「海人津神(あまつみ)」
あるいは、
「綿(和多)津見(わたつみ)」
を語源とし、
「あまつみ」「わたつみ」がなまって、
「あつみ」が「あづみ」となる。

また、万葉仮名の「つ」は
「津」「都」が多く用いられ、
いずれも「つ」と読み、
濁音になって「づ」となる。

 ~安曇野市ホームページより引用

海の神奉斎する氏族である
安曇氏がこの地に栄えたという
説から考えると「あづみの」
適切なようですね。。。




写真色とりどりの紅葉晩秋惜しむかのような本日の安曇野の林です。




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この記事へのコメント
あずみの、あづみの・・・気になりますよね。(^o^)/

ちなみに、松本市安曇・・・旧安曇村は「あずみむら」の表記だと思いました。
今でもそうなのかは定かではありませんが (^^ゞ

(^.^)/~~~
Posted by Shino at 2008年11月10日 16:07
僕は以前は「あずみの」だと信じて疑わなかったのですが・・・

住人になってからは行政とケンカするのもバカらしいので、公的な書類でルビを求められるものには「あづみの」、個人的に使う場合には「あずみの」を使い分けて対応しています。でも「安曇野」の知名度が高まって読んでもらえるので、通常は漢字で書くのがほとんど。

でも、ちょっと公的な場かなぁと思ってあえて「あづみの」って書くと、「”あずみの”だよ」って訂正してくる人もいるし、いろいろ背景もあって難しい問題ですよね。
酒の席でこの話題を出すと、何時間でも議論できてしまいそうな安曇野人。
いずれにしてもその人が正しいと思う平仮名表記が正しいのだと僕は思っています。

どうせなら「どちらでもOK」というようなてーげーさが行政にもあってもいいんじゃないかなぁと思いながらも、お上からの決め事でひとつに決めなければならないというのがちょいと悲しいかな。
Posted by terra-sun at 2008年11月10日 18:44
へ~やはり何にでも理由や由来があるんですね!
海の神とかちょっとカッコいいですよね♪
安曇野の人達が「あずみのだよ」、「いや あづみのだ」とかって
喧嘩とかしてたらちょっと面白いななんて思ってしまいました
昔はあったかもしれませんね☆
Posted by さそり at 2008年11月11日 16:42
こんばんは!

こんなに詳しく調べてくださってありがとうございました!
とっても勉強になりました。*・゜☆.。.:*・゜
安曇野は昔から神々が宿る神聖な土地なのですね。

「海の神」の「海」はその昔安曇野の中央にあった湖のことかしら?

日本にまだ文字が無かった時代に中国から文字(漢字)が輸入されて、大和言葉(やまとことば)の音に当てはめて使われたのが万葉仮名で、平安の頃は「づ」と「ず」の音はまだ別のものでしたが、明治30年代に表記が統一されたそうです。

地名の由来を知ると、愛着がぐっと増しますね。

ありがとうございました!!(*^ー^*)
Posted by NapoliNapoli at 2008年11月11日 18:04
こんばんは、はじめまして。
安曇野市在住の者ですが、この地に生まれ育っていながらこの地に積極的に関わって来ず、
偶然こちらのブログを拝見するようになってからは、地元の面白みを今更ながら教えていただけて、驚くやら感心するやら…、目からウロコな気がしております。
掲載される写真など、見慣れた風景ながら、なんとも美しく切り取られていて、ほんとうにすてき…。
へー自分って良い所に住んでるんだなあ!と、今更のように嬉しく思ったり。
紅葉の様子など、そういえば自分ちの裏山は今どうなのかしら…と、思い出したように眺めてみたり。
お恥ずかしいことです…。
私ももっと色々なものに目を向けて、ちゃんと気付いて大事にせねばいかん…と、思い直しています。

とはいえ、見て感じることができる、というのはある種、才能でもありますよね…、(おいそれと簡単にできることではない)
これからも、管理人さまのお目を通して、色んなものを私にも見せてくださいませ(^^)。


「安曇野」の読み方…、たしか、市町村合併で安曇野市になる際に、やっぱりすごくモメたんでしょうね、住民アンケート調査、とかがありました。
「あずみの」と「あづみの」、どっちが適していると思いますか?とかいう。
あの結果はどうだったのかしら…
ぼんやり「あー「づ」の方になったのね、」とかてきとうに納得してました
いけませんねー、もっと愛と興味を持たねば!(笑)
Posted by なむ at 2008年11月11日 21:10
♪Shinoさん こんばんは^^

 >あずみの、あづみの・・・気になりますよね。(^o^)/

 ・・・・やっぱり気になりますよね~~!!
 
 >旧安曇村は「あずみむら」の表記だと思いました。

・・・・確かに!!「あづみむら」だと違和感ありますもんね。。。

 奥が深い問題ですね~~~~。。。


♪terra-sunさん こんばんは^^

  >公的な書類でルビを求められるものには「あづみの」、個人的に使う場合には「あずみの」を使い分けて対応しています。

・・・すごいっ!こだわってますね~~!!

  >ちょっと公的な場かなぁと思ってあえて「あづみの」って書くと、「”あずみの”だよ」って訂正してくる人もいるし、

・・・・あはは、それぞれ個々にこだわっているのが
  また安曇野への愛着を感じます。。。
  酒の席でこの話題で何時間でも議論できちゃう安曇野人って
  いいな~~^^

♪さそりさん こんばんは^^

  そう、安曇野は海の神とか古代から歴史があるので、
  興味深いんですね~~。。

  だから名前ひとつにも深~い歴史の重みがあるので、
  議論もはずむってもんです^^


♪Napoliさん こんばんは^^

  私も勉強になりました!

  >「海の神」の「海」はその昔安曇野の中央にあった湖のことかしら?
  ・・・安曇野の中央に湖があったんですか~~??
  それは初耳、またまた調べなくちゃ~~。。。

  安曇野って山に囲まれているのに
  古代に海から上陸した人々が祖先と言われていて、
  お舟祭りとかあるし、不思議な土地なんですよね~!!

  こちらこそ、goodな お題をありがとうございました~~^^


♪なむさん はじめまして^^ 

  長文ありがとうございます!!

  >この地に生まれ育っていながらこの地に積極的に関わって来ず・・・

  地元の人(特に若い人)ってそういう人多いみたいですよ~~!!
  この美しい風景が当たり前の中に育ってきてるので、
  いちいち感動する移住者とはまた反応が違ってたりしますね。。

  でも、
>へー自分って良い所に住んでるんだなあ!と、今更のように嬉しく思ったり。
  ・・・と思っていただけたら最高です~^^

  市町村合併で安曇野市になる際に、住民アンケートありましたね!!
  >「あずみの」と「あづみの」、どっちが適していると思いますか?
・・・の住民の結果、気になるな~~(笑)
Posted by cyaicyai at 2008年11月11日 23:48
へ~っ!そうなんですか!?
今までは「あずみの」だと思っていましたが、地図に「あづみの」と書いてありびっくりしました。
Posted by う at 2012年08月10日 21:11
♪うさん はじめまして^^

そうなんですよ~~!
安曇野ICに名前が変わっても
いまだ決着つかない問題ですが、あづみのが優勢と
最近聞きましたよ~!
Posted by cyaicyai at 2012年10月15日 23:18
あづみの『海』は日本海の事でしょう。
九州から朝鮮半島新潟とか、かなり広範囲に分布していたのではなかったか『あづみ族』日本海を勢力範囲にしていた海洋民族で交易を生業にしていた?
Posted by 来栖 at 2015年03月02日 10:56
 
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