幻の名作~黒部の太陽 完全版 上映会

cyai

2012年07月02日 00:39


「黒部の太陽 完全版」が
実に44年ぶりの公開となり、全国150か所で随時上映されています。

昭和43年に公開され、
当時の邦画市場最高の動員数を記録した
「黒部の太陽」は
石原裕次郎と三船敏郎が
黒部ダム建設を舞台に合同で制作したものですが、
大きなスクリーンで見てほしいという
裕次郎の遺言で、ビデオやDVDにされることなく、
幻の名作と言われていました。




その黒部ダムがある大町でも、今年5月に一度
上映会が開催されたのですが、
チケットが即座に売り切れ、観賞希望が相次いだため
この6月17日に追加上映され、
観賞することができました。
(チケット代1,000円・その売上は、東日本大震災の被災者へ義援金として寄付されるとのこと)


トンネル内の破砕帯の大出水のシーンの迫力はもちろんのこと、
昭和40年代の時代背景も目が離せない。。。
その頃の松本城もワンシーンで登場。。。

若き日の裕次郎・三船の姿、
また宇野重吉親子(息子の寺尾 聰がとても若い青年役で出ている!)ら
大物俳優の若き日の顔ぶれに出会え、
その時代にタイムスリップしたような気持ちで感慨深いものがありました。

映画を見てから黒部ダムに行くと、
まったく違う目で偉業に思いをはせられそうです。

昨年9月に黒部ダムに行った時の記事はコチラ

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