安曇野は「あづみの」?「あずみの」?
実は安曇野の住人でさえも、
ひらがな表記が分かれる
安曇野なんです。
私の個人的見解では、
「あづみの」・・・はちょっと
田舎っぽい感じがして、
「あずみの」の方が
都会的なイメージがするので、
後者を好んで使っているのですが・・・
安曇野市のホームページによると・・・
現在、
安曇野市では、
市の名称を
ひらがなで
表記する場合、
ひらがなの
「つ」に
濁点をうって
「あづみの」と表記する事としています。
・・・・だそうです。
この
表記に決まるまでには、
これまでの
歴史的背景など
さまざまな面から
検討がなされ、
4年前に、
かな表記を
「あづみの」
とすることが
確認されたそうです。
その
歴史的背景とは・・・
海の神を意味する
「海人津神(あまつみ)」
あるいは、
「綿(和多)津見(わたつみ)」
を語源とし、
「あまつみ」「わたつみ」がなまって、
「あつみ」が「あづみ」となる。
また、万葉仮名の「つ」は
「津」「都」が多く用いられ、
いずれも「つ」と読み、
濁音になって「づ」となる。
~安曇野市ホームページより引用
海の神を
奉斎する氏族である
安曇氏がこの地に栄えたという
説から考えると
「あづみの」が
適切なようですね。。。
◆
写真は
色とりどりの紅葉が
晩秋を
惜しむかのような
本日の安曇野の林です。
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